今日は、久しぶりに女房と観光です。 二人とも宇治の平等院には行ったことが無かったので、暖かいという天気予報を信じて行ってみることに・・・ 奈良からは案外近く、1時間ちょっとで到着。 平等院は、1052年藤原頼道によって開創され、鳳凰堂は翌年に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建立されたようです。 南門から順路に沿って歩いてゆくと書院から浄土院へ。 拝観入り口でお目当ての鳳凰堂は50人単位でしか入れないため、希望者は300円払って時間指定されます。 その間にあちこち見学です。 ここは表門近くの観音堂。横には藤棚があって、5月ともなればすばらしい景観になるでしょう。 こちらは最勝院。 白梅もちらほら。 源頼政の墓がありました。 紅梅ももう少しで満開。 正面に回って見ると、あの10円玉の鳳凰堂の景観です。 左右の鳳凰をアップで撮影。しかしこれは平成の修理で載せかえられた2代目鳳凰です。 初代の鳳凰は鳳翔館という博物館に納められていて、ここを見学の時に間近に見られます。 そしていよいよ拝観時間。 鳳凰堂の中は3mの巨大な阿弥陀如来像を中心に雲中供養菩薩像が52体(半数は鳳翔館) そして4面の扉には九品来迎図があります。 説明を受けるとさらに創建当時が偲ばれます。 それから又、正面に回ると最初には気付かなかった窓から阿弥陀如来が拝めます。 南側に回ると近代的な鳳翔館があり、ここが博物館になっています。 そしてCGを駆使した創建当時の鳳凰堂の色合いを再現したり、初代の鳳凰や雲中供養菩薩像 が間近で見られるのもすばらしい演出です。 そして実物大の4面の扉の九品来迎図のレプリカはまさに浄土をあらわした空間になっていることが よくわかりました。 この鳳翔館があることで、鳳凰堂が良く理解できる工夫がなされ新旧うまく調和されていると感じました。 宇治川の流れはまだ、雨降る前というのに急で、恐ろしささえ感じるほどでした。 さらに、曇っていたため肌寒く、気候のいいときに又訪問したい所でした。
by ykuromatu
| 2009-02-22 20:28
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