伊賀から山城に抜ける笠置あたりで見つけた寺。
ここは先日放映されたBSジャパンの東儀秀樹出演の「今よみがえる東大寺大仏殿 幻の巨大四天王」でもともと鎌倉再建寺の東大寺に運慶作の四天王があったようで、極彩色の四天王をCGで蘇らせるという番組でしたが、このときの色合いを取るために彩色が残る四天王のあるこの寺にスポットが当たりました。
本来はここの五重塔の中に配置されていた小さな四天王ですが、色が残っており貴重なようです。
残念ながら今は奈良国立美術館の出張中で見られませんでした。
本堂です。
これが国宝の五重塔。長谷寺の五重塔ぐらいの大きさです。
拝観はここからです。
本尊は十一面観音で重要文化財です。
その脇のはまた別の四天王立像があり奥にはさらの多くの仏像が拝観できました。
この文章はこの年齢になるとなるほどとうなずけます。
さほど広くない境内ですが、うまく配置されていて見た目より広く感じます。
木津川を挟んで笠置方面まで見渡せます。いい景色です。
谷を挟んでまた山が迫っていてなかなかの絶景です。
駐車場には私の車だけ。
ここまでの山道が狭く急で車の対向が不可能なぐらいです。
さらにこんなに寒くてはだれも来ませんかね。